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2018年3月24日 (土)

平成29年度を振り返って

  

祝  卒業

 

『平成29年度を振り返って』

 

顧問 細谷 尚寿

 

 今年度県大会は無冠に終わった。平成17年度以来実に12年ぶりである。結果が全てではないことは分かっていても、やはり結果は結果としてきちんと受け止めねばなるまい。今年は『常識を覆す』バスケットボールを生徒と共に追求してきた。私が持った20年の中で一番身長が低いチーム。180cm以上が一人もいないチーム。だから負けた、などと言い訳はしない。生徒達は果敢に挑戦し、微かな可能性を信じて、先輩達が築いてくれた伝統の力を背に渾身の力を振り絞って戦うことができた。インターハイ予選・ウインターカップ予選共に歴史に残る名勝負だろう。最後のブザーが鳴るまで、どちらに転ぶかわからないクロスゲーム。ゲームが始まる前整列した時、中学生と高校生が戦っているような身長差が、嘘のような雰囲気に一変する。なぜだ?なぜあんなに激しく戦えるのだ。今この文章を書いていても、あのときの瞬間が甦って、パソコンにむかっている顔が勝負顔になってしまう。熱くこみ上げるものが頬から滴り落ちる。生徒達が作り上げたあのゲームは最高の出来映えであり、だからこそ忘れることのできないメモリーなのだと思っている。最高のゲームで負けたのだから仕方ない。相手チームを賞賛すべきである。

南高の強さは、本番の大事な大一番がMVG(Most Valuable Game)であることだ。それが伝統の力だ。毎年伝統の力を身に付けるべく精進する。このルーティンは決して揺るがない。

今年も最高に頑張り伝統を背負ってくれた8名の三年生が卒業していく。正直寂しい。まだまだ、もっともっと叱咤叱咤(激励)していたい気持ちである。私はバスケットボールを通して、生徒達には社会で通用する人間になってもらいたいと願っている。もう大丈夫だ。これからの自分の道を立ち止まりながらも、一歩一歩進んでいくように。卒業おめでとう。

 新チームに切り替わった。県高校新人二位。東北大会出場。さあ、ターゲットは絞られた。やるしかないだろ。

先日ある教え子からこう言われた。「先生、最近甘いじゃないか。俺らの頃はこの部分は絶対妥協しなかったじゃないか。」私自身はっとした。だから妥協したくない。

 最後になりますが、三年間保護者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。今後も南高へのご声援とご協力をよろしくお願いいたします。